ニコンD810でカメラ物欲に終止符を打った
私は中学生時代にカメラに興味を持ち、成人した頃に出てきたデジカメに熱中し、ほとんど歴代のデジカメを買いあさって来ました。
50を過ぎた現在までずっと買い替えてきました。
そしてやっとカメラ物欲に終止符を打てたような気がします。
ニコンのD810 24-120セットを購入してからです。
これまで色々なデジカメを買ったけれども、どれも上位機種ではなく、中途半端な価格帯の機種ばかりでした。レンズもそうです。
まあまあの価格帯のレンズを買っておりました。
このD810は本当の意味でプロ用とは言わないと思いますが、D5と言う特殊な高額なカメラを除外すれば、最上位と言えるニコンの一眼レフですから私のような半端な買い物をしていた人間には初めてのフラッグシップ機と言っても過言ではないです。
正直、普及価格帯の一眼レフとはメニュー操作も大きく変わるし、重さも増すし、使いこなせずに無駄だろうと不安がありました。
レンズもそうです。一本あたり数万円から7万円とか8万円が限界で、主としては数万円で良いレンズだと思っていたのですが、このセットレンズは単品だと当時(一年前)10万円近いものでした。
このセットが素晴らしいのです。何がと言っても難しいのですが、景色が美しい。
D810とセットだからの結果でしょうけど、感動した景色が見たまんまで再現されます。
これまでの中途半端なカメラとレンズでは、何かが違う。そんな写真ばかりでした。
腕が悪いと思っていたけど、カメラとレンズの限界だったのですね。
もちろん、腕が悪いから知識がないから構図とか光の使い方は素人です。
でも、少なくとも何かが違うと言う構図とか以前のカメラ性能に起因する不満は解消しました。
おかげでやっとこれ以上は望まない。このカメラで十分だと言える物に出会いました。